ゆめみる隙間

「自分があの会社で働いてるところ、想像できる?」と聞いたら

「できる、妄想レベルだけど」と言われた。

 

その会話をする少し前に、どういう話の流れだったか忘れたけれど「妄想する・しない」の話になった。私は、妄想をあまりしない方だ。

 

小学生のころは本や漫画を読み耽ることが楽しみで、授業中先生に「(意識が)オリオン座に行っとるぞ」と注意されてしまうような子だった。だからこそ今でも性格診断の選択肢で「空想しがち」の方を選びたいと意識的には思ってしまう。

 

でもやっぱり、今の私は妄想をあまりしない。

 

どちらかというと現実的なことをぐるぐるとキリなく考えすぎてしまう頭になった。実際のところ、いつも何を考えてるのと聞かれれば思い出せないけれど。

あれってああなんじゃない?こうなんじゃない?でもこうやって思われるかもしれなくない?私ってやっぱり怠惰な人間でしかなくない?みたいな。

 

一つのことを考えると、それに対して想定しうる反論まで湧いて出てくる。たいてい自分に対する否定みたいな言葉を先回りして想定する。

 

そうやってぐるぐると頭の中で色々なこと(ほとんど自分にまつわること)をとめどもなく考えているので、私の頭には妄想する隙間がないのだと思う。

 

それこそ二次創作とか、頭の中でキャラが動いて萌えたから描きましたみたいなの、すごいと思う。例えばこの人とこの人がこうなったら…これしたら…みたいに、自分で場をしつらえてそれぞれの言動を想像して、という発想がそもそも浮かんでこない。だからそういうことができる人は、少しと言わず羨ましい。自分で楽しさを増幅させることができるわけで。

 

でもこれからの人生を選んでいく岐路に立つ今だからこそ、理詰めで考えず、夢見る気持ちベースで考えていたい。結局「ああなりたい」「これがしたい」みたいな純粋な気持ちが一番原動力になるのだろうし、そういうのを原動力にしていきたいと思うから。